rubyの音楽日記

作曲に関することを自由に書きます。

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Audiostock 登録完了

Audiostock に数曲登録しました。ネット上で散見される当該サイトに関する情報は割と長期的に利用している方の意見が多そうなので、登録から2か月しか経っていない自分の率直な感想を記しておこうと思います。

audiostoc

Audiostock というのは著作権フリーの音楽素材を購入することができるサイトです。一般利用者が有料で気に入った音源を購入し、その金額のうち何割かがクリエイターに配分されるという仕組みになっています。ストック型なので、クリエイターは事前に完成してある楽曲を登録しておき、それが購入されたときに収入を得ることができます。直接依頼を受けることもできるため、単に収入を得るだけではなく顧客と繋がるきっかけが生まれる可能性もあるので、フリーランスの作曲家なら登録しておくといいと思います。

音源登録の前に審査があり、この審査期間はおよそ1週間前後です。この審査に合格すれば晴れて音源の登録ということになります。審査では普通に落とされることもあります。私が落とされたときの理由は、ノイズの混入とか曲の末尾の残響音が最後まで収録されていないなどです。このように不採用の理由を提示してもらえるのは非常にありがたいのですが、正直、自分ではどこにノイズがあるのかよくわからないこともありました。一度ノイズ混入で落とされた曲を、ノイズが含まれていないことを確認して再度登録申請したところ、今度は作品のクオリティが一定の基準に達していないという理由で落とされてしまいました。一度不合格を食らってしまうと、もう一度作品を調整するのはもちろんモチベーションの面でも大変になってしまうので、一発で合格できるように万全の準備をした方が精神衛生上良いと思います。

Audiostock では値段設定は細かくできません。それほど数多く登録してないのでまだ把握できていませんが、曲の長さに応じて設定できるようになっているようです。クリエイターに配分される収入は初期の状態で売り上げの40%なので半分も入ってきません。この割合は販売実績や音源登録数などによって変動するようですが、短期的にはあまり大きな収入は期待できないのかなあと感じます。

登録から2か月経って感じる不満な点は、そもそも音源がそれほど試聴されないという点です。これは私のタグの付け方などにも原因はあるのでしょうが、それだけなのかという疑問があります。曲の良し悪し以前に聴いてもらえなければどうしようもないのですが、現状どうしたら改善されるのか分かりません。Audiostock に登録している作曲家さん、もしくは利用者の方、アドバイスがありましたらどうかご教示ください。

何はともあれ、ストック型のサイトはメリットはあってもデメリットはそれほどないようなので、これからも利用していきたいです。ある程度の期間が経過したら現在とは違う感想を抱くかもしれないので、その時にはまた振り返りたいと思います。Audiostock の他にもいくつか海外のサイトがあるようなので、登録できたらいいと考えています。とりあえず、まずはオーストラリアの audiojungle に登録してみます。

最後に現在登録している曲を乗っけておきます。試聴してください!お願い致します!