rubyの音楽日記

作曲に関することを自由に書きます。

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Audiostockで販売件数が100件超えたから振り返ってみる

利益とか公開します

細かいデータを公表している人がいないような気がするので、ここに書いておきます。記事内容に何かしら問題があればご連絡ください。

登録してから2年くらい経過しました。2018年7月で販売件数が100件を超えました。100人を超える方(企業)に使用して頂けたと考えると非常にありがたいと思います。これでようやく基本の報酬パーセンテージが45%になりました。販売している素材の数は144件です。BGMが132件、効果音が12件です。今まで95462円振り込まれました。売上ははっきりしませんが、自分の場合、毎月の報酬パーセンテージの変動を考慮して、大体42%程度が利益だと考えると、

売上×0.42=95462

売上=227290 (小数点以下切り捨て)

となります。

自分の作った曲が22万円もの売上を生み出しているという事実は素直に嬉しいです。作曲を始めてから2年でこれだけ稼げたので、より長い年数作曲している人や、プロとして活躍している人は、もっと稼げると思います。

ちなみに1か月当たりの利益の最高額が9800円程度でした。1か月数万円の利益を得ている方々はすごいですね。

どんな曲が売れたのか

Audiostockで曲を販売している人の参考になると思うので少しだけ購入数上位の曲を紹介してみます。

ピアノとオーケストラ楽器の曲

これが最も売れた曲で3600回ほど聴かれて、32回売れました。いいアルペジオできた!と思ってから完成まですぐでした。作ったときはこれほど売れると思っていなかったので、大変驚きました。理由が分かりませんが、長期間Audiostockの映像カテゴリーの上位に位置していたので、聴かれる回数が多くなりました。ピアノはIvory Ⅱ、その他オーケストラ楽器はQLSOを使用していたと思います。ピアノのアルペジオから作ってそこに合うようにオーケストラ楽器を乗せていきました。

ピアノとストリングスの曲

この曲は1100回ほど試聴されて、9回売れました。上記の「波」が売れたことを考慮して映像用でピアノやストリングスを使用して映像用の音楽を制作しようと思って作った曲です。この曲もピアノはIvory Ⅱ、弦楽器がQLSOだったと思います。

さわやかな映像用の曲

これも映像用の音楽です。91回試聴されて、4回売れました。Audiostockでは長い曲のほうが売れるらしいのですが、これくらい短い曲でも購入されます。

ロックのBGM

こういうバンド編成のロックの曲も売れました。これは257回試聴されて、3回売れました。この曲はEz Drummer2を購入してテンション上がってバンド編成の曲を作りたいと思って制作しました。ギターは自分で弾きました。

他にどのような曲を登録しているか知りたい人は下記のURLからどうぞ

audiostock.jp

試聴回数が増えれば購入数も増える

試聴回数が増えれば増えるほど売れます。これはAudiostockに限らないでしょう。100回聴かれて1回売れれば、それはいい曲です。100売りたかったら1万人に聴いてもらわないといけません。Audiostockでは沢山のクリエイターが素晴らしい楽曲を販売しているので、カテゴリーの上位に残ることは大変なことです。自分の場合は1000回以上試聴された曲は上記の2曲しかありませんでした。しかし、用途に合った曲、クオリティの高い曲を制作していれば、それなりに聴いてもらえるのかなという印象です。

映像用BGMや効果音、ジングルは売れる

Audiostockは個人よりも法人の購入者が多いようなので、それを意識して制作するといいようです。映像を意識した音楽を制作できれば売上を伸ばせると思います。効果音やジングルは短く、試聴しやすいせいなのかそれなりに購入してもらえます。

2年間利用してきた感想

基本的に楽曲をアップして置いているだけで知らない間に購入されているので、楽です。休暇のときに何もしていないのに収入が発生するのは快感です。別の案件で没になってしまったけど、クオリティには問題がない曲をアップすることもできるので、没曲のセーフティネットみたいなサイトです。お金に困っているクリエイターとしては本当に助かります。

正直なところ、手数料が高いと思ってしまいますが、曲の登録が簡単なことやウォーターマークの合成を運営側でやってくれること、販路の拡大、プロモーションなど曲の制作以外のことを全てやってもらっているので仕方ないのかなとも思います。

ただ、報酬パーセンテージが50%になる条件は10000件の販売実績なので、めちゃくちゃ大変です。これを達成している人ってどれくらいなんでしょう?ここら辺をもう少しクリエイター寄りに改善してくれたらありがたいんですけど!

Audiostockを利用していて一番気になるのは、誰がどのような用途に楽曲を使用しているのかクリエイターには分からないという点です。売れたとしても、実績として公表することができないというのがちょっとつらいです。

コンペの復活はないんでしょうか。コンペに参加してダメだった作品をそのままAudiostockに上げるという流れがよかったような気がするのです。でも、よく考えるとコンペ好きなクリエイターってあんまりいないのでこのほうがいいのかもしれないですね。

最後の感想になりますが、2年前はサイトのトップページでおすすめの曲とかランダムで流していませんでしたっけ?勘違いしていたらすみません。あれもなくなりましたけど、復活すれば試聴数の問題がほんの少し解決するような気がします。現状、クオリティ高い曲を制作できる人しか試聴、購入されず、プロも数多く参入してきているので、昔のように初心者や素人でも音楽でマネタイズできるというサイトではなくなっているように思えます。

以上が2年間使用した感想になります。色々と注文も書いてしまったけど、登録してない人は絶対に登録しておいたほうがいいサービスです。得することはあっても、損することはないはずです。

終わりに

こちらの記事がAudiostockに登録している人、またはこれから登録する人の参考になれば幸いです。Audiostockは以前に比べて登録者数が増え、PIXTAとの連携や生演奏の録音を始めるなど勢いが増しているようです。これからも少しずつ楽曲を登録していけたらいいなと思っています。

これから登録する人は下記の招待コードを使用して頂けると嬉しいです。

pJRCInO9QoAN

audiostock.jp

 

音圧アップのためのDTMミキシング入門講座! 石田ごうき著 レビュー

購入した理由

ミックスの勉強がしたくて、DTMを始めて間もない頃に購入した本です。DAW付属のプラグインで頑張っていたとき、どうしたら綺麗に音圧を上げられるのかと気になってネット上で色々と検索した結果、評価が高かったのが本書でした。

良い点

  • 分かりやすい説明
  • 色付きの図表
  • プロの制作した音源が付いてくる

説明が分かりやすく簡潔です。文字がそれなりに大きく、図形や表なども掲載されているので、読みやすいです。文体が砕けすぎず、かと言って堅苦しくもないので、楽しくすらすらと読み進められます。

付属DVD-ROMには著者の石田ごうきさんが制作した楽曲のパラデータが入っています。しかも、エフェクトがかかっているもの、かかっていないもの、完璧なミックス済みの音源など沢山の種類のファイルがあります。これらの音源をDAWに取り込み、本書に書かれているテクニックを実践し、プロのお手本のミックスと比較することで、自分のミックスの良し悪しを判断できます。これがこの本の最大の利点です。これらのパラデータはミックスだけでなく、DAW上で個々の素材にどのように名前を付けたり、オーディオファイルをまとめたりしているのかの参考にもなります。

良くない点

  • 歌もののミックスについてしか説明されていない
  • 参考楽曲がアニソン風のバンド編成のポップスなので人によっては参考にならないかもしれない

歌のある曲のミックスについて書かれているという印象があります。オーケストラを使用した曲や静かなヒーリングミュージック、ジャズなどにはこの本に書かれている内容が適さなかったり、または全く活用できないという場合もあります。

ただ、本書を読み終わった後に別の本を参考にすればいいだけなので、正直それほどのデメリットではないと思います。

どんな人におすすめか

DTMを始めたばかりの人やちゃんとしたミックスの基礎を学びたいという人で、初めて参考書を購入する人におすすめです。さらに、バンド編成の曲やポップス作っていきたいと思っている人には手放しで勧められます。

インストを作りたいんだ!という人は本書で学んだことを応用したり、別の本で他の知識を学ぶ必要があるかもしれませんが、この本を買って損するということはないと思います。1冊目の参考書としては本当に分かりやすくおすすめです。

 以下、内容に少し触れます。

ミックスの流れに沿って学べる

本書は以下の項目から成り立っています。

  • INTRO. ミキシング予備知識編
  • PART1 フェーダー操作編
  • PART2 EQ徹底活用編
  • PART3 コンプ完全攻略編
  • PART4 ボーカル専用処理編
  • PART5 グルーブコントロール

PART4と5は応用編という感じなので、INTROからPART3までを熟読すれば基本的なミックスの知識が得られます。

INTROではそもそも音圧があるというのはどういう状態なのかという定義を説明しています。本書では音圧のある状態というのはアナライザーで周波数を確認したときにM字型になっていることであるとされています。この状態を目指すためにフェーダー、EQ、コンプが必要です。

ミキシングの95%はフェーダーによる音量操作、EQ、そしてコンプの活用によると本書では言われています。実際、EQやコンプでなんとかするよりも、フェーダーを上げ下げしてしっかりバランスを取ることが大事です。フェーダーでバランスが取れていれば、EQやコンプで音質が変化して想定していたのと違う雰囲気の曲になってしまったという状況になるのを防げます。

PART1ではフェーダー操作を学びます。楽器ごとの音量の差を正確に測るために基準となる楽器を1つ定めて、その楽器と他の楽器との音量差を調整していきます。本書ではこれを「対比式ミックス」と呼んでいます。ここでは基準となる楽器としてドラムのキックを挙げています。キックに対して他の楽器が何%くらいの音量だとバランスが取れるかを図を交えて教えてくれます。

キックを使用しないインストなどを作る人は別の楽器を基準にする必要が出てきます。私はそういう場合にはベースを基準として考えています。どのような曲を作る場合でも基準となる楽器を設けることでバランスを調整できます。

PART2ではEQの使い方を学びます。EQはフェーダー操作で適切な音量バランスをとった後、目立たせたい楽器や周波数(もしくは逆に目立たせたくない楽器や周波数)などを作り出すために使用します。周波数軸上を5分割して、それぞれの周波数のもつ役割や雰囲気などを理解したうえでどのようにEQを活用すればいいかを知ることができます。

PART3ではコンプレッサーの使い方を学びます。コンプの主要なパラメータであるレシオ、アタック、リリースについての解説があります。コンプでは音量のばらつきを抑える以外に、奥行き感の調整もできます。どの楽器を前に出し、後ろに下げるかということと、コンプをどう設定したらよいかの関係性を図形で確認することができます。

PART4ではボーカルの処理を学びます。EQやコンプに加えてディエッサーが登場します。ボーカルは楽曲のメインですから非常に重要です。

PART5ではサイドチェーンの活用やボリュームカーブを描いて曲を盛り上げる方法など、グルーブをコントロールする方法を学びます。

最後に

一通り読めばミックスの基本が身につきます。この本を読んでからより応用的な参考書へ進むと理解が早いと思います。

ちなみに著者の石田ごうきさんが本書のフェーダーテクニックを実践している動画がYoutubeにあるので、参考にするとより分かりやすいです。こちらの動画を見て好印象だったら本を買うという順番でもいいかもしれないです。動画冒頭で流れている曲が付属する参考楽曲です。

www.youtube.com

 続編も出ていました。こちらは楽器ごとのより詳しいミックス方法を知ることができるみたいです。

MODO BASS Crossgrade が€129.99で購入できる

MODO BASSが40% OFF

2018年9月4日までIK Multimediaの物理モデリングベース音源のMODO BASS Crossgradeが€129.99で購入できます。ジャムポイントを持っていれば€39まで使えて€90.99で手に入れられます。

www.ikmultimedia.com

 

Crossgradeは€100を超える有償製品を登録したユーザーのみが購入できることになっています。自分がCrossgradeを購入できる資格があるかどうかは、ユーザーエリアのクロスグレード/アップグレードという項目から確認できます。

 

クロスグレードに関する裏技?

もう何度もIK Multimediaで製品を購入している人には関係ありませんが、まだ€100を超える製品を登録したことがないという人にお得な情報があります。

Computer Music MagazineというイギリスのDTMに関する雑誌を活用する方法です。

Computer Music Magazine 254号を購入すると、Black 76というIK Multimediaのコンプレッサーが手に入れられます。これを登録すると、なんとCrossgrade購入の資格を得られます。この雑誌自体の値段は大体500円くらいです。つまりたった500円と€129.99でMODO BASSを手に入れられます。DTM初心者の人におすすめです。Black 76自体もUniversal Audio 1176をモデリングした非常に優秀なコンプレッサーです。

2018年5月23日でComputer Music Magazine254号に付属するBlack 76のシリアルナンバーは使用できなくなってしまったそうです。自分が2018年4月頃に登録し、この方法で購入できたので、現在でも利用可能かと思っていました。情報提供してくださった方、ありがとうございました。訂正してお詫び申し上げます。

 

Native InstrumentsのKontaktをアップデートしたのにCubase上で反映されなかった

明けましておめでとうございます。それから、お久しぶりです。ブログ書くの完全にさぼってました。数か月の間に色々なことがありました。そのうち整理して記事にしたいと思っています。

さて、今回はKontaktのアップデートに関係するトラブルの解決策について書いてみます。忙しい方は赤字だけ読んで試していただければよろしいかと思います。ただし、ファイルの移動や削除等含まれておりますので、自己責任でよろしくお願いします。

どんな問題が起きたか

Native Accessで実行したKontaktのアップデートがCubase上で反映されていなかった。

経緯

年末にNative Instrumentsが無償配布していたKinetic Treatsを使ってみようと思いまして、Cubase上でKontaktを立ち上げて読み込もうとしたところ、Kontaktをアップデートしなければこのソフトを使えないという趣旨の注意を受けました。どうやら最新のバージョンでないと使えないようです(2017年1月15日現在の最新バージョンはVersion5.6.5)。

f:id:ruby3to4:20170115221425p:plain

「あなたのKontaktのバージョンは古くてこのファイルを読み込めないよ。サービスセンターで最新バージョンにアップデートできるからして。(拙訳)」と言われたので、すぐにNative Access経由で最新バージョンへとアップデートしました。無事にダウンロードが終了したことを確認し、DAW上で再びKontaktを立ち上げKinetic Treatsを読み込もうとしたのですが、アップデート前と全く同じ文言のポップアップが出現しました。その場ですぐにバージョンを確認すると、最新のバージョンではありませんでした。先ほどアップデートには成功したはずなのにおかしいと思い、もう一度Native Accessに戻って確認するとアップデートは確実に完了しており、さらにスタンドアローンKontaktを起動すると最新バージョンになっており何の問題もなくKinetic Treatsを使用することができました。つまり、Cubase上でのみKontaktが古いバージョンで立ち上がるという状況でした。

原因と解決策

Kontaktのdllファイルが複数ある場合、古い方を他のフォルダへ移動することでアップデートが反映される。

詳細

解決策をネット上で探したところ、次の記事を発見することができました。

KONTAKTで音色が読み込めないエラーの対処法 | ヒロヒロヤのDTMお役立ち情報

こちらの記事で詳しく書いてある通りですが、どうやらKontaktのdllファイルがパソコン内に複数あり、アップデートしたファイルとは違うファイルを参照している場合に最新バージョンを読み込めないという状況に陥るようです。従って、古い方のKontaktのdllファイルを別のフォルダなどに移動することによって無事に読み込めるようになります。私は面倒だったので古い方を削除しました。間違えて新しい方を削除しないようにお気を付けください。

因みにCubase以外のDAWでこの問題が発生するのか、またその場合どのように解決するのかは分かりません。

 

 

Audiostockでようやく1曲売れました

こんにちは。

やっとAudiostockで1曲売れました!ここまで長かった…

ご覧になっていないでしょうが、購入してくださった方にこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!

登録したのが6月だったのでだいたい3ヶ月かかりました。他の作曲家の方々がAudiostockに登録してから、どれくらいの期間で初めて曲が購入されているのかは分かりませんが、私の場合は随分時間がかかっているような気がします。現時点で登録した音源数は13です。ジングルが3つなので、曲と呼べるものは丁度10個です。これからAudiostockに登録しようとしている方や、すでに登録済みだけどまだ成果が出ていないという方の参考になれば幸いです。以前書いたこちらの記事も併せてどうぞ。

ruby3to4.hatenablog.com

Audiostockでは購入された方の情報は一切明かされないようなので、嬉しい反面、寂しい気持ちもあります。自分の曲がどのように利用されているのかを映像を見ながら聴くことは本当に面白いですし勉強にもなります。そういう点では、ニコニコ動画は利用されるとすぐに確認できていいですね。

何はともあれ、Audiostockで曲が売れることを実感できたので、これからも利用していこうと思います。この調子で様々な方に利用していただきたいものです。

Steinbergの音楽番組「Sound Roster-Behind the Scene-」が始まります!

最近流行りの「FRESH! by Abema TV」という番組でCubaseでおなじみのSteinbergによる音楽制作番組「Sound Roster-Behind the Scene-」が今日の夜7時から開始するそうです。

記念すべき第1回目はスクウェア・エニックスのサウンドディレクターであり、「ファイナルファンタジー14」の音楽などを担当している祖堅正慶氏が登場します。以下のリンクから見られます。

abemafresh.tv

ゲーム内で実際に使用されたプロジェクトを用いながら、音楽制作の現場について語ってくださるということなので、非常に楽しみですね。