rubyの音楽日記

作曲に関することを自由に書きます。

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CLASSIC PRO/MST Petit 卓上マイクスタンド

CLASSIC PRO/MST Petit は小さいながらも安定感のある卓上マイクスタンドです。

高さ17cmで重さは300gです。小さく軽いため、簡単に持ち運びができ、設置する際にも広いスペースが必要ないので気軽に置くことができます。

三脚式で、脚の先にはゴムがついているので、非常に安定感があります。折り畳み式になっているので、外へ持ち出したり使用しないときに片付けたりするのに便利です。

ホルダーのネジ径は3/8インチです。

価格は1400円程度です。

より高さのあるCLASSIC PRO/MSTBという製品も出ているのでそちらを検討してみてもいいと思います。

パソコンが壊れて分かったこと

記事読まなくてもいいからバックアップを取って欲しい

2018年7月末にパソコンが壊れました。7年くらい使っていたNECのノートパソコンでした。初めてパソコンが壊れたのでそりゃあもう焦りました。依頼の途中でもあったので死ぬかと思いました。今後、いつかまた壊れたときのために、もしくはこれから壊れて焦る誰かのためにここに色々と記録しておきます。

  1. バックアップは必ずとる。頻繁に取ったほうがいい。
  2. パソコンは壊れる前に予備を購入しておいたほうがいい。
  3. 壊れそうだなと思ったらライセンスは移行する準備をしておく。
  4. WindowsでフォーマットしたHDDはMacで書き込みできない。
  5. DAWのショートカットは数日使っていないと忘れる。
  6. DAWの環境設定はどこかにメモしておく。
  7. プラグインの再ダウンロードはめちゃくちゃめんどくさい。
  8. 使ってない、なくてもいいプラグインがたくさんあった。

この中から掻い摘んで書きます。

バックアップについて

プロジェクトファイルは必ずとっておきましょう。パソコンが怪しい挙動をしたときに、外付けHDDにコピーしておいたおかげで、大事な案件のファイルが消えずに済みました。あとはプラグインに関するファイル。それから、プラグインをダウンロードしたときのrarやzipなども取っておくと安心です。

ライセンスの移行について

一番困ったのはWavesのライセンスの扱いでした。Wavesは1台のパソコンでしかプラグインを使用できません。パソコンの買い替えなどでライセンスを移さなくてはならないときは、一度クラウドにライセンスを上げてから、新規のパソコンへと移動させなければいけません。その手続きを踏む前にパソコンが壊れてしまうと、元のパソコンからクラウドにライセンスを移行することが不可能になります。これを解決する方法として、ライセンスの復旧をしてもらうことはできます。ただし、この復旧は1年に1回と決められています。つまり、復旧をして1年以内にもう一度突然パソコンが壊れてしまうと、その年はもうWavesプラグインを使用することができません。

Toontrackのプラグインなども使用できるパソコンの台数が決まっているのですが、自由に解除することができるので融通が利きます。

最初から複数台認めてくれるとありがたいと思うのですが…。IK Multimediaなんか10回までAuthorizeできます。

DAWの環境設定やショートカットはメモしておいたほうがいい

突然パソコンが壊れて数日間DAWが使えない状況になると、ショートカットを忘れます。よく使うものはさすがに覚えているのですが、それほど頻度が高くないものや複数のキーを同時に押すものは忘れます。もう一度設定し直せばいいだけですが、結構時間をとられてしまいます。

環境設定も初めの頃に一度しっかりと設定した後はいじることが少なくなるので、パソコンを変えた後にデフォルトの設定になったときに、どこをいじれば自分の慣れ親しんだ環境になるのか分からずあちこちを試しに変更したり、ネットで検索したりする羽目になります。これだけですごく疲れます。

Cubase使用の人ですが、ロジカルエディターで作った自分用のプリセットはどうにかして保存しておいたほうがいいです。もう一度作り直すのは大変です。

プラグインの再ダウンロードは骨が折れる

自分はプラグインの数がそれほど多くなかったのでまだ何とかなりましたが、たくさんのプラグインを所有している人は泣きたくなると思います。正直、プラグインの移行に関しては未だに良く分かってないのですが、dllファイルとサンプリングデータのバックアップを取っておけばそれでよいのでしょうか?誰か教えてください。

Native InstrumentsKontakt用のプラグインでも困ったことがありました。これもまだ解決していないのですが、サードパーティプラグインをライブラリに追加しようとすると「Library Path Is Not Valid」というエラーが発生してできませんでした。初めてダウンロードしたときのフォルダをHDDから呼び出してそれを指定すると、今度は追加できたので安心したのですが、これはもしバックアップを取っていない人は一生サードパーティの音源を使用できないのでしょうか?Native Accessも今一つ使いにくいと感じます。

またWavesの話になります。現在の最新はバージョン10ですが、過去バージョンをダウンロードするのも疲れました。ほいほいアップデートする気にもならないのでこの辺りもどうにかしてほしいです。

たまにはプラグインの整理を

フリーのプラグインとか沢山溜まっていきますよね。全然使ってないプラグインとか今回の件で整理できました。不幸中の幸いです。これからは使用しないもの、必須ではないものはアンインストールしていきたいです。選択肢が多すぎると迷いますし。

最後に

バックアップを取ることと予備のパソコンを持っておくこと。この2つができていればそれほど焦ることはないかなと思います。それから、パソコン貸してくれる友人や家族はほんとに大事です。困ったら誰かに助けを求めましょう。

まだバックアップを取っていない人はこれを機にぜひどうぞ。今なら外付けHDDも安く買えます。

 

 

【セール】WavesのHorizonが163$で手に入る

everyPluginでWavesのHorizonバンドルがクーポンを使用することで162.95$になります。

everyplugin.com

現在WavesではLabor Dayのセールを行っており、LABOR30というクーポンを適用すると100$以上の製品が30%offになるようです。

おそらく最安値ではないでしょうか。

Plugin BoutiqueでOzone 8 Elementsを安く手に入れられる

Plugin Boutiqueで何かを購入するとiZotope Ozone 8 Elementsの100%offのクーポンがもらえます。

www.pluginboutique.com

1$の製品も対象になっていると書いてありますが、twitter上では1$のLittle Clipperを購入したのに、クーポンもらえてないという話を見かけたので、注意してください。

期限はいつまでか分かりません。

入手手順

上記のページに英語で書いてありますが、

  1. ニュースレターを受け取る登録をする
  2. 何か製品を購入する
  3. 1時間以内に100%offのクーポンがメールで届く
  4. Ozone 8 Elementsをカートに入れて、届いたクーポンのコードを入力して「RECALC」のボタンを押す。価格が0円になったのを確認したら購入する。

これで手に入れられます。

自分は1$製品は不安だったので、5$でsoundspotのGLITCHを購入したところ、無事にクーポンを受け取ることができました。

Audiostockで販売件数が100件超えたから振り返ってみる

利益とか公開します

細かいデータを公表している人がいないような気がするので、ここに書いておきます。記事内容に何かしら問題があればご連絡ください。

登録してから2年くらい経過しました。2018年7月で販売件数が100件を超えました。100人を超える方(企業)に使用して頂けたと考えると非常にありがたいと思います。これでようやく基本の報酬パーセンテージが45%になりました。販売している素材の数は144件です。BGMが132件、効果音が12件です。今まで95462円振り込まれました。売上ははっきりしませんが、自分の場合、毎月の報酬パーセンテージの変動を考慮して、大体42%程度が利益だと考えると、

売上×0.42=95462

売上=227290 (小数点以下切り捨て)

となります。

自分の作った曲が22万円もの売上を生み出しているという事実は素直に嬉しいです。作曲を始めてから2年でこれだけ稼げたので、より長い年数作曲している人や、プロとして活躍している人は、もっと稼げると思います。

ちなみに1か月当たりの利益の最高額が9800円程度でした。1か月数万円の利益を得ている方々はすごいですね。

どんな曲が売れたのか

Audiostockで曲を販売している人の参考になると思うので少しだけ購入数上位の曲を紹介してみます。

ピアノとオーケストラ楽器の曲

これが最も売れた曲で3600回ほど聴かれて、32回売れました。いいアルペジオできた!と思ってから完成まですぐでした。作ったときはこれほど売れると思っていなかったので、大変驚きました。理由が分かりませんが、長期間Audiostockの映像カテゴリーの上位に位置していたので、聴かれる回数が多くなりました。ピアノはIvory Ⅱ、その他オーケストラ楽器はQLSOを使用していたと思います。ピアノのアルペジオから作ってそこに合うようにオーケストラ楽器を乗せていきました。

ピアノとストリングスの曲

この曲は1100回ほど試聴されて、9回売れました。上記の「波」が売れたことを考慮して映像用でピアノやストリングスを使用して映像用の音楽を制作しようと思って作った曲です。この曲もピアノはIvory Ⅱ、弦楽器がQLSOだったと思います。

さわやかな映像用の曲

これも映像用の音楽です。91回試聴されて、4回売れました。Audiostockでは長い曲のほうが売れるらしいのですが、これくらい短い曲でも購入されます。

ロックのBGM

こういうバンド編成のロックの曲も売れました。これは257回試聴されて、3回売れました。この曲はEz Drummer2を購入してテンション上がってバンド編成の曲を作りたいと思って制作しました。ギターは自分で弾きました。

他にどのような曲を登録しているか知りたい人は下記のURLからどうぞ

audiostock.jp

試聴回数が増えれば購入数も増える

試聴回数が増えれば増えるほど売れます。これはAudiostockに限らないでしょう。100回聴かれて1回売れれば、それはいい曲です。100売りたかったら1万人に聴いてもらわないといけません。Audiostockでは沢山のクリエイターが素晴らしい楽曲を販売しているので、カテゴリーの上位に残ることは大変なことです。自分の場合は1000回以上試聴された曲は上記の2曲しかありませんでした。しかし、用途に合った曲、クオリティの高い曲を制作していれば、それなりに聴いてもらえるのかなという印象です。

映像用BGMや効果音、ジングルは売れる

Audiostockは個人よりも法人の購入者が多いようなので、それを意識して制作するといいようです。映像を意識した音楽を制作できれば売上を伸ばせると思います。効果音やジングルは短く、試聴しやすいせいなのかそれなりに購入してもらえます。

2年間利用してきた感想

基本的に楽曲をアップして置いているだけで知らない間に購入されているので、楽です。休暇のときに何もしていないのに収入が発生するのは快感です。別の案件で没になってしまったけど、クオリティには問題がない曲をアップすることもできるので、没曲のセーフティネットみたいなサイトです。お金に困っているクリエイターとしては本当に助かります。

正直なところ、手数料が高いと思ってしまいますが、曲の登録が簡単なことやウォーターマークの合成を運営側でやってくれること、販路の拡大、プロモーションなど曲の制作以外のことを全てやってもらっているので仕方ないのかなとも思います。

ただ、報酬パーセンテージが50%になる条件は10000件の販売実績なので、めちゃくちゃ大変です。これを達成している人ってどれくらいなんでしょう?ここら辺をもう少しクリエイター寄りに改善してくれたらありがたいんですけど!

Audiostockを利用していて一番気になるのは、誰がどのような用途に楽曲を使用しているのかクリエイターには分からないという点です。売れたとしても、実績として公表することができないというのがちょっとつらいです。

コンペの復活はないんでしょうか。コンペに参加してダメだった作品をそのままAudiostockに上げるという流れがよかったような気がするのです。でも、よく考えるとコンペ好きなクリエイターってあんまりいないのでこのほうがいいのかもしれないですね。

最後の感想になりますが、2年前はサイトのトップページでおすすめの曲とかランダムで流していませんでしたっけ?勘違いしていたらすみません。あれもなくなりましたけど、復活すれば試聴数の問題がほんの少し解決するような気がします。現状、クオリティ高い曲を制作できる人しか試聴、購入されず、プロも数多く参入してきているので、昔のように初心者や素人でも音楽でマネタイズできるというサイトではなくなっているように思えます。

以上が2年間使用した感想になります。色々と注文も書いてしまったけど、登録してない人は絶対に登録しておいたほうがいいサービスです。得することはあっても、損することはないはずです。

終わりに

こちらの記事がAudiostockに登録している人、またはこれから登録する人の参考になれば幸いです。Audiostockは以前に比べて登録者数が増え、PIXTAとの連携や生演奏の録音を始めるなど勢いが増しているようです。これからも少しずつ楽曲を登録していけたらいいなと思っています。

これから登録する人は下記の招待コードを使用して頂けると嬉しいです。

pJRCInO9QoAN

audiostock.jp

 

音圧アップのためのDTMミキシング入門講座! 石田ごうき著 レビュー

購入した理由

ミックスの勉強がしたくて、DTMを始めて間もない頃に購入した本です。DAW付属のプラグインで頑張っていたとき、どうしたら綺麗に音圧を上げられるのかと気になってネット上で色々と検索した結果、評価が高かったのが本書でした。

良い点

  • 分かりやすい説明
  • 色付きの図表
  • プロの制作した音源が付いてくる

説明が分かりやすく簡潔です。文字がそれなりに大きく、図形や表なども掲載されているので、読みやすいです。文体が砕けすぎず、かと言って堅苦しくもないので、楽しくすらすらと読み進められます。

付属DVD-ROMには著者の石田ごうきさんが制作した楽曲のパラデータが入っています。しかも、エフェクトがかかっているもの、かかっていないもの、完璧なミックス済みの音源など沢山の種類のファイルがあります。これらの音源をDAWに取り込み、本書に書かれているテクニックを実践し、プロのお手本のミックスと比較することで、自分のミックスの良し悪しを判断できます。これがこの本の最大の利点です。これらのパラデータはミックスだけでなく、DAW上で個々の素材にどのように名前を付けたり、オーディオファイルをまとめたりしているのかの参考にもなります。

良くない点

  • 歌もののミックスについてしか説明されていない
  • 参考楽曲がアニソン風のバンド編成のポップスなので人によっては参考にならないかもしれない

歌のある曲のミックスについて書かれているという印象があります。オーケストラを使用した曲や静かなヒーリングミュージック、ジャズなどにはこの本に書かれている内容が適さなかったり、または全く活用できないという場合もあります。

ただ、本書を読み終わった後に別の本を参考にすればいいだけなので、正直それほどのデメリットではないと思います。

どんな人におすすめか

DTMを始めたばかりの人やちゃんとしたミックスの基礎を学びたいという人で、初めて参考書を購入する人におすすめです。さらに、バンド編成の曲やポップス作っていきたいと思っている人には手放しで勧められます。

インストを作りたいんだ!という人は本書で学んだことを応用したり、別の本で他の知識を学ぶ必要があるかもしれませんが、この本を買って損するということはないと思います。1冊目の参考書としては本当に分かりやすくおすすめです。

 以下、内容に少し触れます。

ミックスの流れに沿って学べる

本書は以下の項目から成り立っています。

  • INTRO. ミキシング予備知識編
  • PART1 フェーダー操作編
  • PART2 EQ徹底活用編
  • PART3 コンプ完全攻略編
  • PART4 ボーカル専用処理編
  • PART5 グルーブコントロール

PART4と5は応用編という感じなので、INTROからPART3までを熟読すれば基本的なミックスの知識が得られます。

INTROではそもそも音圧があるというのはどういう状態なのかという定義を説明しています。本書では音圧のある状態というのはアナライザーで周波数を確認したときにM字型になっていることであるとされています。この状態を目指すためにフェーダー、EQ、コンプが必要です。

ミキシングの95%はフェーダーによる音量操作、EQ、そしてコンプの活用によると本書では言われています。実際、EQやコンプでなんとかするよりも、フェーダーを上げ下げしてしっかりバランスを取ることが大事です。フェーダーでバランスが取れていれば、EQやコンプで音質が変化して想定していたのと違う雰囲気の曲になってしまったという状況になるのを防げます。

PART1ではフェーダー操作を学びます。楽器ごとの音量の差を正確に測るために基準となる楽器を1つ定めて、その楽器と他の楽器との音量差を調整していきます。本書ではこれを「対比式ミックス」と呼んでいます。ここでは基準となる楽器としてドラムのキックを挙げています。キックに対して他の楽器が何%くらいの音量だとバランスが取れるかを図を交えて教えてくれます。

キックを使用しないインストなどを作る人は別の楽器を基準にする必要が出てきます。私はそういう場合にはベースを基準として考えています。どのような曲を作る場合でも基準となる楽器を設けることでバランスを調整できます。

PART2ではEQの使い方を学びます。EQはフェーダー操作で適切な音量バランスをとった後、目立たせたい楽器や周波数(もしくは逆に目立たせたくない楽器や周波数)などを作り出すために使用します。周波数軸上を5分割して、それぞれの周波数のもつ役割や雰囲気などを理解したうえでどのようにEQを活用すればいいかを知ることができます。

PART3ではコンプレッサーの使い方を学びます。コンプの主要なパラメータであるレシオ、アタック、リリースについての解説があります。コンプでは音量のばらつきを抑える以外に、奥行き感の調整もできます。どの楽器を前に出し、後ろに下げるかということと、コンプをどう設定したらよいかの関係性を図形で確認することができます。

PART4ではボーカルの処理を学びます。EQやコンプに加えてディエッサーが登場します。ボーカルは楽曲のメインですから非常に重要です。

PART5ではサイドチェーンの活用やボリュームカーブを描いて曲を盛り上げる方法など、グルーブをコントロールする方法を学びます。

最後に

一通り読めばミックスの基本が身につきます。この本を読んでからより応用的な参考書へ進むと理解が早いと思います。

ちなみに著者の石田ごうきさんが本書のフェーダーテクニックを実践している動画がYoutubeにあるので、参考にするとより分かりやすいです。こちらの動画を見て好印象だったら本を買うという順番でもいいかもしれないです。動画冒頭で流れている曲が付属する参考楽曲です。

www.youtube.com

 続編も出ていました。こちらは楽器ごとのより詳しいミックス方法を知ることができるみたいです。